【頑張る男ほど、誰かに労われる時間が必要|キシミール小噺7】

まくら|労うってのは、人に向けるもんだと思ってた
さてさて今日の《キシミール》小噺。
『横浜駅』の片隅から、男の本音をひとつ。
文太郎、今日も行儀よく頼むよ📜

ブン太:
「へいっ、兄さん。本日の演目はこちらでございます!」
一席|頑張る男ほど、労う側になる
男ってやつはよ、歳を重ねるほど、
誰かを労う機会も気概も増えるんだ。
家族だったり、
部下だったり、取引先だったり。
「今日もお疲れさま」
「いつもありがとう」
そんな言葉を率先して掛ける側になる。
コンビニで会計を済ませて、
「どうも」
飲食店で、
「いただきます」
「ごちそうさま」
そんな当たり前の一言だってそうだ。
人を労うってのは、
案外、立派な人間の成熟過程なんだろうな。
ニ席|けれど、自分が労われるのは苦手だったりする
ところがな。
人を労うのは得意でも、
自分が労われるのは苦手な男が多い。
「そんな大したことしてません」
「いやいや、当然ですよ」
ってな。
褒められても謙遜する。
感謝されても恐縮する。
まるで
👉 労われる資格なんて無い
みてぇに。
けどな。
普段から人を労う人間ほど、
ちゃんと労われていいんだ。
むしろ、
他者を大切にしている人間ほど、
周りから大切にされることを受け取らなきゃいけねぇ。
じゃねぇと、心配りばかり出ていって、
“心ここに在らず“ってなりかねねぇからよ。
トリ|労いは、贈り合うもんだ
人情ってのはよく出来ててよ。
片方だけじゃ長続きしねぇ。
「ご苦労さま」
「恩に着るよ」
「助かったよ」
そんな老若男女の何気ない言葉が、
巡り巡って、成り立ってる。
《キシミール》は、こういう
”労いを贈り合う場所”でありてぇと思ってる。
頑張る男ほど、ちゃんと受け取っていいんだよ。
「ありがとう」って返すだけでも十分だからさ。
労(いた)わられていい。
労(ねぎ)らわれていい。
そして、それを噛み締める時間を日常の中に持っていこうぜ。
だってよ、あんさんは普段から人を労う人間なんだからよ。
その優しさを世の中に循環させようじゃねぇか。
だからよ、自分に返ってきてもいいって、受け取っておくれよ。
ブン太:
「かぁー兄さん、こりゃあ”善のキャッチボール”ってやつでございますな⚾️」
おう、いつも善いところに投げてくれるのも立派だしよ。
今度は胸元にピシッとグローブ構えてくれりゃ、皆んなも善(全)球を投げやすくなるんだぜってな。
〜さて、本日の小噺はこの辺で。
また気が向いた頃に
『横浜駅』にてお立ち寄り。
ブン太:
「なるほどなるほど…労いってのは、“この先もなくならない、年賀状やお歳暮のやり取りみたい”ってお噺でござんしたか🪭
今宵も肝に銘じやす!」
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