【値上げ時代を救う成熟。──他者のための十分】

「最近、思うことがある。」
インボイス制度や物価高の影響もあってか、業界全体でも値上げの話をよく耳にするようになった。
当店《キシミール》も40年以上、内税のまま据え置き料金でやってきたけれど、
正直、増税の度に「実質値下げ状態」では難しい時代になってきている。
「それでも、続けてこられた。」
それでも、ここまで続けてこられた理由の一つは、間違いなく“お客さんたち”のお陰だと思っている。
特に最近は、落ち着いた過ごし方をする
“成熟した男性たちの存在“で、心が洗われる体験が増えた。
ビジネスコラム | 創業40年目|『横浜駅』の裏事情・情報ブログ|個人店【キシミール】
「急がない人たち。」
急がない。
急かさない。
穏やかな会話を交えながら、ゆっくりと休息していく。
そんな優しい雰囲気のお客さんが、年々と増えてきている。
「30分でも、大冒険だった。」
若い頃は、30分で過ごすのも大冒険なんですよね。
お金もカツカツだし、先ずは自分のことで精一杯だし、「よっしゃ、楽しむぞ!」って勢いで風俗店に訪れたりもする。
それ自体、貴重な社会勉強や経験値だと思う。
むしろ、そこからの成長が愉しみで。
「少しずつ、変わっていく。」
そうして、年齢や年輪を重ねていく中で、ちょっとずつ変化、洗練されていって。
最初は短いコースだった人が、いつの間にか40分、60分とリラックスした時間を選ぶようになっていったり。
「他者のための十分。」
それって単純に、「長く娯しみたい」という話だけではなくて。
以前は、“自分のための30分”で目一杯だったのが、その人が成長するにつれて、
“相手のための十分”を足せる、
思い遣りみたいなのが育っていってる感じがするんですよ。
【女性キャストへの取り組み| 創業40年目|『横浜駅』の裏事情・情報ブログ|個人店《キシミール》】
「焦らなくていい。」
コミュニケーションを愉しんだり。
キャストさんを焦らせないようにしてくれたり。
目の前の相手にも、人それぞれの間や呼吸があることを、ちゃんと気遣えるようになっていく。
「周りの人も安心する。」
不思議なのは時間の都合で短いコースを選んだ日も、数分でも1〜2分でも、余裕を残して帰ったり。
それは過ごし方というより、人との向き合い方、他者へ安心を贈る大人の魔法なのかもしれないって。
「男たちが、落ち着いていく場所。」
だから最近、この店《キシミール》は
ただ“癒され過ごす場所“というより。
男たちが、紳士へと
“成熟して落ち着いていく場所“なんだろうなって。
そんなことを思うようになっています。
⸻この地域で、“長い時間を見守り合えている“ことに、改めての感謝を。
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