【仕事に疲れた男が、ほぐされるって必要だと思う|キシミール小噺6】

まくら|気を張り続けるって、疲れるもんだ
さてさて今日の《キシミール》小噺。
『横浜駅』の片隅から、男の本音をひとつ。
文太郎、今日ものびのび頼むよ📜

ブン太:
「へいっ、兄さん。本日の演目はこちらでございます!」
一席|頑張る体勢が、抜けなくなっちまう
熱心に働くってのは不思議なもんでね。
最初はキビキビ動けることが嬉しかったり、成長を覚えるんだが、
気づきゃ“心と体がガチガチ”になっていく。
後輩の面倒見たり、
取引先に気を遣ったり、
家に帰っても頭ん中で仕事してたりな。
しかも周りからは
👉「しっかりしてますね」
👉「頼りになりますね」
なんて言われるもんだから、
余計に気が抜けなくなる。
こりゃ、立派なことなんだよ。
けどな——
“気を張り続ける”ってのは、思ってる以上にドッと疲れるもんなんだ。
ニ席|ほぐされるのは、贅沢じゃない
疲れてくるとよ、
人って少しずつ“アソビ”がなくなってくる。
笑う回数が減ったり、
飯を味わわなくなったり、
気づけば「ひと休みする理由」を探せなくなる。
そんな時に必要なのが、
“ほぐされる時間”ってやつなんだろうよ。
別に、整体に駆け込めって話じゃなくてな。
誰かと笑い合ったり、
職場以外で「お疲れさま」って言われたり、
なんとなく肩の力を抜けるだけでもいい。
ところがな、男ってやつは妙なもんで
ほぐされることを
どこか“甘え”や“贅沢“みたいに感じちまう。
「そんなもん、ストロング缶飲んで、寝てりゃ治るだろうよ」ってな。
だから限界まで踏ん張っちまう。
ほんとは、疲れた時に休むってのも“仕事のうち”なんだけどな。
トリ|アソビを加える時間が、また前へ進ませる
人ってのはな、
心が擦り減ったままじゃ、長距離は走れねぇ。
どこかでちゃんと、
“メンテナンスする時間”が必要なんだ。
《キシミール》は、
そんな“ピットインできる場所”でありてぇと思ってる。
無理に歯食いしばらなくていい。
無理に抱え込まなくたっていい。
ただほんの少し、強張った重荷を下ろして、
「あー疲れたなぁ」って和めばいい。
そうやって自分をほぐせた人間はよ、
今度は誰かを優しくほぐしたりできるようになる。
だから——
ほぐされるってのは、意外と大事でな。
怠けることでも、逃げることでもねぇんだって訳よ。
“なめらかに前へ進むための、整備時間”ってやつなんだぜ。
ブン太:
「ほぅ、兄さん、こりゃあアソビ忘れた“男のオーバーホール”ってやつでございますな🔧」
おう、そうよ。
一本ネジ抜けてるようで、ブン太もよく分かってんじゃねぇか。
疲れにゃ水差さねえで、油差さなきゃ、軋んじまうからな。
〜さて、本日の小噺はこの辺で。
また気が向いた頃に
『横浜駅』にてお立ち寄り。
ブン太:
「なるほどなるほど…“ほぐすってのは、明日も走るための人情のマッサージ”ってお噺でござんしたか🪭
今宵も肩肘張らずに聞けやした!」
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