創業40年目|『横浜駅』の裏事情・情報ブログ|個人店【キシミール】

【ファッションヘルス キシミール】横浜駅西口唯一の店舗型風俗店(ヘルス)

【特別じゃない毎日を。──横浜駅、ある営業日の記録】

「横浜駅は、人が多い。」

 

 

ピピッ── AM11:54

 

横浜駅に着くと、《キシミール》とは少し違う方向へ歩き始める。

 

 

「ダイエーでティッシュとゴミ袋を買っていきたくて」

 

 

昼時の横浜駅。

既に、パルナード通りには多くの人が歩いている。

 

 

「入口が、一つしかないから。」

 

 

ピピッ── PM12:04

 

店の前には、ひとりの男性客が立っていた。

 

 

「ごめんなさいね〜。入口が一つしかなくて🙏

 

そう言って、一度予約だけ受ける。

 

 

「女の子たちが店に入りづらくなっちゃうので」

 

 

「おはようございます。」

 

 

ピピッ── PM12:06

 

店に入ると、先に来ていたキャストさんと挨拶を交わす。

 

部屋の中から女性の声が返ってくる。

 

 

その短いやり取りに、長年続いてきた空気を感じる。

 

 

「今日も、店を開ける。」

 

 

ピピッ── PM12:15

 

ティッシュやゴミ袋を補充し、受付を整えてから、店頭の看板を出す。

 

開店準備の合間にも、電話は鳴る。

 

 

「おかえりなさーい」

 

開店前に店前で待っていた男性客が、再び戻ってくる。

 

 

「いらっしゃいませ。」

 

 

ピピッ── PM13:22

 

配達されたタオルを畳んでいると、お客さんが来店する。

 

「こんにちはー」

 

 

営業的な会話も、特有の猥談もない。

 

ただ、淡々と、ほのぼのとした時間が流れていく。

 

 

「ちょっと、腹ごしらえ。」

 

 

ピピッ── PM15:36

 

持参した弁当を広げる。

 

食べ始めた頃、またお客さんが覗く。

 

 

「はい、大丈夫ですよー」

 

箸を置いて、受付をする。

 

 

お客さんから飲むヨーグルトの差し入れを貰っていた。

 

 

「今日は、静かな方かな。」

 

 

ピピッ── PM16:48

 

予約の電話を受けながら、ぽつりと呟く。

 

 

すると、お隣の古着屋さんが両替のお願いに来る。

 

「全然、大丈夫ですよ👌

 

 

1万円札を千円札10枚と交換する。

 

 

「えっ、もう終わり?」

 

 

ピピッ── PM18:03

 

閉店準備を始めると、笑いながら言う。

 

「今日は、ね」

平時は21時まで営業しています

 

 

そう返して、看板の電気を落とす。

 

 

キャストさんたちも颯爽と部屋の片付けをして、順次精算して帰宅していく。

 

 

「まだ、空が明るい。」

 

 

ピピッ── PM18:21

 

のぼりを片付けに外へ出る。

 

昼の熱気がまだ残った横浜の風。

 

 

「こういう天気のいい日は、ご近所のスナックへ飲みに行きたくなるんですけどね」

 

そう言いながら、今日も真っ直ぐに帰るらしい。

 

 

「お疲れさまでした。」

 

 

ピピッ── PM18:37

 

帰り際、近隣のお店の人に出会す。

 

「ありがとうございます、お陰さまでママも元気ですよ〜」

 

 

そうして横浜駅へと向かう後ろ姿を、小さくなるまで見送った。

 

 

ここにドラマやマンガのような特殊な出来事はなかった。

 

きっと、明日もまた同じように店を開け、それぞれがフツウの日常へと帰る。

 

 

働く者も、訪れる者も、取り巻く環境も、どこにでもある、街の風景の一部に映った。

 

 

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